初心者がFXよりも株の方が安全で稼ぎやすい理由

様々な投資に携わってきましたが、初心者にオススメするのはFXよりも株取引です。FXはレバレッジを利かせての取引が前提となるため自己資金の25倍まで調達し運用できます。例えば今回提示した10万円であれば250万円で取引ができるため、単純計算ですが、1ドル=100円で取引したものが101円になれば250万円→252万5000円となり25000円の利益となります。(ここから手数料が引かれます)株取引が9時から15時までのとなるのと違いFXは24時間取引ができるためサラリーマンにも始めやすいため非常に人気です。

それでも初心者にオススメするなら株なのは以下の3点です

  • 配当金・株主優待などの利回りがある
  • 判断材料が豊富
  • 投資金が0円になることはほぼない

桐谷さんのように配当金・株主優待で生活する不労所得が可能

株主優待を必死で使い切る生活をバラエティで取り上げられ一躍有名になった将棋の棋士だった桐谷さんですが、ユーモアラスな行動とは裏腹に、たった20万円の取引から億り人となった凄腕のトレーダーです。

桐谷さんの場合はすでに億単位の資産を形成しているため、日々不安と戦いながらデイトレードをするような生活ではなく株式の配当金利回りで十分生活できる状態です。

FXの場合も額が大きくなればロングポディションを取ることは可能ですが、基本はデイトレードです。株式のように数年ほったらかして利回りで稼ぐスタイルはできません。

株式は判断材料が豊富で値動きが読みやすい

例えばある会社が赤字決算となり、それがニュースになったとします。その日の株は売り一色となり、ストップ安をつけることも少なくありません。多少経営やバランスシートを見ることができる人であればその赤字がどういうものか判断がつくのですが、赤字→経営状態が危ない会社と簡単に判断して売りが強まりますが、売上が順調なため設備投資したという赤字もあります。バランスシートを見ればわかるのですが、こういう場合はむしろ「バーゲンセール」で買いなんです。

このように盛り上った市場の行動は読みやすくチャート分析によって予測するよりもはるかに容易です。

また、逆に必ず上がるタイミングというのもあります。それは配当日の1ヶ月〜1週間前です。株式優待や配当を目当てに購入が殺到します。その前に仕込んでおけば大体上がります。そして配当が終わると急落します。

必ず儲かるわけではありませんが多くのトレーダーが、上昇ランキング、下降ランキング、ストップ高銘柄。ストップ安銘柄を判断材料にしているため、デイトレードをするのであれば売買の活発な銘柄での参戦が基本になります。

このようにニュース、決算期、配当時期、社会情勢と株取引のきっかけは数多く存在しチャートだけで判断するFXよりも値動きの読みやすい銘柄が多数存在します。

株取引であれば資金が〇円になることはほぼない

株取引であれば信用取引で空売りなどしていなければ、マイナスになることはあっても資金が0円になることはほぼありません。上場廃止や倒産などのケースもありますが、FXに比べればそのケースは稀と言えるでしょう。

10万円を2ヶ月で100万円にしたデイトレードの方法

初心者・中級者デイトレーダーの心理を読む事-桁が変わる間際の取引はヒステリックに伸びる

株取引をやっていくうちに、おかしな値動きをする株を見つけました。なんの要因もなく売買高が上がりストップ高に張り付いたと思ったら数日で元の価格に戻るような値動きをする株です。のちに知ったのですが、それらは「仕手株」と言い、あらかじめ買い占め仕込んだ株をコントロールすることで利益を上げる方法です。

私はこれを知った時、これだ!と閃きました。当初10万円しか資本がなかったので、取引できる株の幅は決まっており主に100円近辺の株がデイトレードの主戦場でした。売上ランキングに張り付き、値動きの激しい株に飛び乗り取引を行なっていました。

このような思考から私のように資金の乏しい初心者トレーダーが金額の低い銘柄で取引している事が読み取れます。金額の低い銘柄は利幅も大きく100円の株が110円になれば10%(FXであれば1000pipsというところでしょうか)これが5分程度の取引で起こります。

特に100円と99円の桁が変わった瞬間、上昇株であれば一気に上がり、下降株であれば一気に下がるという傾向があります。
桁が変わる事で確信に変わるという心理でしょうか?5000円のものより4980円の方が非常に安く見えるという心理に似ています。

初心者の心理を読み稼ぐ仕手株の存在

そこで発見したのですが80円代近辺にある株が急上昇した時は一様に同じ値動きをします。100円を超えそうになると一度急落し、90円を割るかわらないかのところで再び買いが入り、ストップ高まで一気に買いが入流という流れです。これが仕手株の入った取引の特徴です。

株式相場というのは非常にヒステリックで、情緒に流されやすいのが特徴ですが、トレーダーの心理として99円と100円のように桁が変わるところというのは異常に加熱し、ストップ高がみえると買い勢力が一気に増します。

そうした心理を読み仕手側はそのタイミングで売りに入ります。つまりトレーダーの裏をかくんです。そこでランキングに乗せるために使った資金を一度回収します。

戦争からタイマンに持ち込み心理戦で闘う

デイトレーダーの多くは波に乗るか?乗らないか?で動き、安全だと感じればその波に乗ります。また初心者の多くは資金力も乏しく当時の私同様100円程度の株で取引でしか利益を得られません。トレーダーのプロとしては格好の狩場というわけです。

100円を超えれば株価をコントロールしなくてもヒステリックに伸びる事を考えると、仕手株として仕込んでいあるのは75円〜90円前後の銘柄と推測できます。なぜなら100円未満の株は初値から30円がストップ高となるためです。

そのため私はこの価格帯の株を徹底的に調べました。過去に何の要因もなく急上昇し、急落した銘柄を探し、仕手株として仕込まれていそうな株をチェックしておきました。資金力があればチェックした株を購入しておくという事もできますが、当時の私はそこまでの確信もなく資金も乏しいため、仕込みに回すことはできませんでした。

仕手株を狙い撃つという方法は、大人数のトレーダーとの戦争から仕手株を仕込んだ主と戦うタイマンに持ち込むようなものです。戦争であれば実弾、兵力と物量が重要になりますが、タイマンであれば読み合いの心理戦で戦えます。

闘うといっても勝つ必要はありません、株をコントロールする人の心理を読み乗れば良いだけです。ようは勝ち馬に乗る千歩です。

このように、仕手株を狙い撃つ方法とストップ高の持ち越しで2ヶ月で10万円から100万円に資金を伸ばしました。

 

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